この記事の目次
親もあなたもマネー術が必要
平均寿命が男性80歳、女性は87歳となりました。
「人並みの退職金や年金をもらえるから、老後は親も自分も安心だね!」
いやいや、残念ながら、すでにそんな時代は終わってますから~~!
あなたも親もこれからの老後についてのマネー術を学ばないと大変なことになる時代です。
長くなる老後に備えて、今持っているお金を増やすための策を早めに取り組むことが大切です。
何といっても、あなたや親の老後はあなたの人生の1/3を占めるようになったわけですから。
親やあなたの老後やお金の対策はしっかりとできていますか?
今回は具体的に家計や保険の見直しをして、少額からできる投資を始める!
賢く稼いで、ラクに増やして備える老後のマネー術!
手間のいらないマネー生活をスタートさせましょう!
ほったらかしのマネー術
お金はあなたが働いて稼ぐ方法と、ほったらかしで増やす方法があります。
当然ですが、どちらの収入もあった方が良いに決まってます。
このブログではスマホで不労所得を稼ぐ方法をメインにのせていますが、少額で始めるビギナー向けの投資も急増しています。
その額は3000円からでも十分にできる方法です
- 少額から始めれれる
- リスクを抑えて安全に
- 低コスト
これらの投資をやりながら、家計を鉄壁に守る方法も紹介します。
絶対に失敗したくない人の家計管理術!
①残高が見える家計管理で貯金
まずは家計管理!
これができないと貯金も投資もいつまでたってもスタートができません。
稼ぐことばかりを意識しても、穴の開いたバケツではお金は貯まりません。
実際に私もスマホで稼ぐ方法で月収80万円以上を稼ぐようになっても、最初は全然お金が貯まりませんでした。
逆に、貯金残高が前年よりも減った年もあったくらいです。
筋トレやダイエットと同じで、貯金も正しいやり方があるんです。
収入が増えても、家計管理をしないとお金は絶対に貯まらないと肝に銘じてください!
今回紹介する家計管理のキーワードはほったらかしです。
口座残高を定期的にチェックして家計管理をする方法や生活費、貯金、投資などを生活の一部にして資産を作るやり方を解説します。
ほったらかし家計管理
銀行口座のお金の出入りを毎月把握している人はどれくらいいるでしょうか。
意外と多くの人が、複数の銀行口座を使って、散らかったお金の入出をしています。
毎月のお金の流れができていないので、いくら貯まったのか、いくら使ったのかをキレイに把握できないのです。
把握できないから改善もできない。
いや、そもそも生活に影響ないし面倒くさいから、そのまま放置している。
はい!
これだといつまでも貯金も投資もできない「お金弱者」決定です!
「いつか貯まるだろう」・・では、ずっと貯まりません。
では、1つの口座に全部まとめて管理するのがいいのか?
これもNOです。
というのも口座が1つだと、貯金用のお金と生活費や遊びに使うお金が混ざってしまい、貯金額を正確に把握できない問題があるからです。
そこで、ほったらかしでできる家計管理のやり方は口座3つを用途別に使い分ける方法です。
- 普段使う口座
- お金を貯める口座
- お金を増やす口座
1「普段使う口座」の使い方
- 給与振り込み
- カード引き落とし
こういう日々のお金の出入りをこの「普段使う口座」に集約します。
共働きの世帯も、できるだけ生活費はこちらの口座に統一しましょう!
世帯で使う日々のお金を把握することから貯蓄ははじまります。
そして、このほったらかしマネー術の中で重要なのは、「普段使う口座」には手取りの1.5倍の金額までしか入れてはいけないということです。
手取り20万円の人は1.5倍の30万円以上のお金をこの口座にいれてはいけません。
健全な貯金ができている世帯は手取り収入の1/6を貯金に回せています。
これが順調に回るなら、毎月の確実な貯蓄ができるバロメータです。
2お金を貯める口座
1の「普段使う口座」にお金が貯まり、そのうちに上限の手取りの1.5倍以上の金額に達します。
おめでとうございます!
すると次の段階へ進みます!
例えば手取りが20万円の人の1.5倍は30万円です。
「普段使う口座」の残高が30万円を超えて、31万円なったとします。
すると、オーバーした1万円は2番目の口座「お金を貯める口座」へ引越しです♪
ここから貯蓄が始まります。
この「お金を貯める口座」にも上限があり、手取りの6倍!
手取り20万円の方なら、120万円がこの口座の上限となります。
6倍には意味があります。
手取りの6倍とは生活費6か月分に当たります。
もしもの場合があっても、半年間は生活を守れるための口座になります。
この貯金が最低限確保されたのであれば、安心して次の段階へ行けます。
ここまでは日々の生活と安全のためです。
次の口座は「お金を増やす口座」になります。
3お金を増やす口座
最低限の貯蓄が終わったら、次は投資でお金を増やす段階です。
私はこの「③お金を増やす口座」を証券会社の口座にしています。
株式投資で「お金にお金を増やしてもらっている」ので、余剰金はすべて株で運用しながら増やすことを心がけています。
個人的には初心者の方には楽天証券やマネックス証券がおすすめです。
ポイントサイトを通して、証券会社の口座を開けば収入も得られて賢い方法ですので、こちらの記事を参考に、ぜひ証券会社の口座を開いてみてくださいね。
シリーズの3つ目に証券会社などの方法も解説しています。
株ではなくFXでお金を増やしたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。
何に投資をしていいかわからないという人は、自動積立の投資信託を少しずつ買い足していくという方法もあります。
私も企業株の売買以外でも、毎月15000円を自動引き落としで海外ののインデックスファンドに投資しています。
配当金も自動で再投資に回される仕組みなので、本当にほったらかしでOKな方法です。
この3つの口座の使い方で、貯金がないのに無謀に投資をしてお金を失ったりなどの行動も防げます。
次は家計の見直しをしていきます。
家計の固定費を削る
先ほどの「①普段使う口座」の上限を手取りの1.5倍にしたことで、お金の流れの基準ができました。
しかし、ここでなかなか手取りの1.5倍の上限までお金が貯まらない人がいます。
いつまで経っても「②お金を貯める口座」の残高0円の人です。
こんな方はすぐにでも家計の見直しをする必要があります。
毎日の生活費の流れのどこかに歪みがあります。
収入に見合っていない生活をしているということです。
これを改善するためには家計簿をつける必要があります。
何にお金を使っているのか?
食費や交際費に使ったお金は誰でも覚えています。
多くの人はイメージだけで、この交際費や外食費を削ろうとしがちですが、家計簿をつけることでリアルな現実がわかります。
実はたばこやコーヒー、雑誌など「不要な買い物」の浪費が多いパターンも多いです。
「不要な買い物」が月々いくらになっているのかを把握していますか?
コンビニの買い物に上限は設定していますか?
家計簿をつけるメリットは、ムダ使いをしなくなることでもあります。
そして、ここからが大事ですが、家計改善で最大の効果を上げるには固定費から削っていくことです。
固定費の削り方の具体的な方法はこちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。
家計簿アプリで改善する
家計管理をさらに加速させたいのなら、家計簿アプリを使いましょう。
家計簿は私も毎日つけていて継続が命だと思っています。
もはや家計簿アプリを使って入力することは習慣になっていますので、買い物でお金を使ったらすぐにアプリに打ち込みます。
慣れたら3秒で終わる入力作業なのでストレスはありません。
むしろ、打ち込む時に「今月はどのくらい使ったかな?」とデータを確認できて楽しいくらいです。
- 今月は〇〇円の貯蓄ができるな
- ちょっと使い過ぎペースだな
など、お金の流れを肌で実感できて完全に「お金が貯まる体質」になれます。
多くの家計簿アプリが円グラフや棒グラフを使っているので、一目で何にお金を使っているかがわかります。
私はシンプルなのが好きなので、「家計簿」という名前の(そのまんまですね笑)アプリを使っています。
家計簿をつけるのは面倒くさいと思っている人も多いでしょうが、一度やってみてください。
スマホ片手にすぐに終わる作業なので、習慣化してしまえば、まったくストレスありませんから♪
②親もあなたも自分年金で節税
次は個人でも簡単にできる節税の方法です。
サラリーマンの人も使えますが、とくに自営業の人だと効果絶大なので、ぜひやっておきたいマネー術です。
それは個人型確定拠出年金(個人型DC)
通称「iDeCo(イデコ)」です。
専業主婦から公務員の方など、ほぼ誰でも利用できます。
個人型DCをおすすめする理由ですが、「節税」です。
専用の口座にお金を入れた時点で、全額が所得控除の対象となります。
個人事業を営んでいる私からすると、これってかなりスゴイことです。
年末調整や確定申告を通じて所得税や住民税が取り戻せるのです。
年間に拠出できる金額には上限があります。
企業年金のあるサラリーマンと公務員は年間で14万4000円まで。
月々1万2000円です。
これだと年収400万円の人は、所得税20%と住民税10%が減税対象となります。
年間の節税額は4万3000円にもなります。
30年続けたら、130万円弱を節税できるわけです。
それだけではなく、専用口座で投資信託など増やすための投資も可能です。
そして、運用益まで非課税になります。
恐ろしいほどのメリットです。
投資で儲けても、税金払わなくていいんですよ?
投資リターンを劇的に上げることができるわけです。
これは使わないわけにはいきませんよね?
自分年金の年間手数料
このiDeCo(イデコ)を活用した場合の年間費用ですが、手数料や初期費用で、合計で最低額が2004円かかります。
これに個別の金融機関への手数料や運営管理費などがあり、投資信託なら信託報酬もあります。
最安値で運営したければ、SBI証券か楽天証券の2択です。
この2社は年間の手数料は最低の2004円で抑えられます。
そしてコスト以外で重要なのが、金融商品の品ぞろえです。
この2社は低コストと十分な品ぞろえの両方を満たしていますので、どちらかを選んでおけば間違いありません。
ただし注意が必要です!
専用口座に入れたお金は原則60歳になるまで引き落とすことはできません。
節税効果は高いですが、始める前に「親や自分の老後のお金」と割り切ってからスタートさせましょう。
こちらの記事で個人型確定拠出年金の解説をしているので、参考にしてくださいね♪
まとめ
老後の生活が長くなり、皮肉にも「長生き」がリスクとなる時代になってきました。
公的な年金だけで、老後の生活を十分に楽しめる人はごく一部です。
親の老後の問題は決して本人たちだけの問題ではありません。
やがて来るリスクを放置していたら、必ずあなたの家庭にも影響がでてきます。
ぜひ、一度親とお金のことを真剣に話し合って、自分と親の老後についてお話してみてくださいね♪